2016/10/17

ボホールに行ってきました。(Part 2)

さて、昨日に引き続き、ボホールのおすすめポイント3位から1位です!


2016/10/16

ボホールに行ってきました。(Part 1)

いろいろと旅行に行っている割に、ブログの更新ができていないこの頃…。
最近、2回目のボホール旅行に行ってきたので、お伝えします!

ボホール島とは?

セブ島の南東にある島、ボホール島。



ボホール島内のタグビララン空港にはマニラから直行便が出ていますし、セブから船で2時間半かけて行くこともできます。

フィリピンのリゾート地を紹介するガイドブックでは大体紹介されているものの、知名度が低いためにあまり日本人観光客が多くありません。
ターシャ見学やチョコレートヒルズなど陸上の観光スポットが有名ですが、実は海もすごく良いのです。

今回は、ボホールのおすすめポイントを7つご紹介します!


7位 ランチクルーズ


現地では”Floating Restaurant”と言われる、観光名所のひとつ。
大きな屋根付きイカダのようなボートに乗って、川を下りながらランチを食べることができます。
正直言って、ご飯の味自体は大して美味しくないのですが、水に揺られて心地良い気分になれますね。
一度は行ってみると楽しいかと思いますが、二度目はもう良いかな〜という感じ。


6位 アロナビーチ


ボホール島南部の橋で繋がる小さな島、パングラオ島。
その南側にはアロナビーチが広がっていて、レストランやダイブショップなどが並びます。
ボラカイのように真っ白で超綺麗なビーチ!というほどじゃないですが、砂は白っぽくて綺麗な方です。

ビーチの中頃に”The Buzzz Cafe” というショップ兼カフェがあるのですが、そこが私のお気に入り。

The Buzzz Café-Alona | Bohol Bee Farm

1階では蜂蜜や蜂蜜を使ったグッズが変えます。蜂蜜は美味しいし、石鹸は安くて使い心地が良いので、まとめ買いしちゃいました。
2階のカフェもなかなか。雰囲気が良いので、休憩したいときに立ち寄ると良いです。


5位 チョコレートヒルズ


ボホールと言えば、チョコレートヒルズ。
山々が不思議な形で立ち並び、5月頃の乾期には茶色く染まってチョコレートのような色になるため、Chocolate Hills (チョコレートの丘)と呼ばれているとか。

展望台までひたすら階段を登るので疲れますが、不思議な光景に出会えます。
晴れてるときにまた行きたいなぁ。。


4位 世界一小さいおさるさん・ターシャ


ただしくはサルではないそうですが。
手のひらに乗るサイズのメガネザルで、とにかく可愛いです。

前までは手のひらに乗せられたらしいのですが、人に触られることでストレスが溜まって自殺しちゃうらしく、今は1mくらい離れた場所から写真を撮るだけです。(※フラッシュ禁止)

葉っぱの下なんかにいてとても暗いので、ストロボなしで取るのは至難の業…。
ISO上げまくって撮るか、現像時に露出を上げるが吉です。


3位〜1位は明日の更新で!
それではでは〜

2016/10/08

読書ログ『影法師』百田尚樹

久しぶりにググっと惹き込まれる歴史小説に出会いました。
(そもそも最近小説を読んでいなかったからというのもあるけれど。)

『影法師』百田尚樹




作者は『永遠の0』で作家デビューした百田尚樹さん。
そういえば父親が「百田の作品は良い」と言っていた気がするけど、なるほど確かに。

この本は取引先の方に貸していただいて、なんとなく読み始めたのだけど、、良いです。
「涙が止まらない、二人の絆、そして友情。」という帯の文句を、最後の最後にガガガッと回収してきました。
中間と最後は泣けます。病院の待ち合いで、ひとりすすり泣いていました。


この話の舞台は江戸時代の真っ盛り、茅島藩という架空の藩で繰り広げられます。
武士の中でも低い身分(下士)で生まれ育った名倉彰蔵が、やがては藩の筆頭国家老に抜擢され、茅島藩を財政難から救出していく ―― という、いかにもなヒーロー話が中心にありますが、本質はもっと別のところにあると思います。
友情や絆と帯には書かれているけど、私にとっては「覚悟」なのかなあ、と。


名倉彰蔵(勘一)たちの数奇な運命の背景となっている、江戸時代の、特に侍たちの価値観やルールも非常に興味深いんです。

長男以外は当然家督を継げないが、婿にもらわれ別の家の当主となれなければ「部屋住みの厄介叔父」として一生嫁ももらえず日陰暮らしとなる。婿入りの声をかけてもらうため、つまり婚活のために必死に勉学に励む。とか。
抜刀するということは、必ずどちらかが死ぬということ。とか。
当時は特権階級と言われた武士も、けっこうかなりシビアだったんだなぁと知るばかりです。

気になった方はぜひ読んでみてください。
サクサク読めます。おすすめ。

読了日:2016年10月8日



以下、読んだ人向け。ネタバレ含みます↓↓





最後まで読み終わると、彦四郎は何を思って「影法師」としての生き方を心に決めたのかと考えてしまいます。
勘一との友情なのか、彼が描いた干潟開拓の夢を実現させるためなのか、みねを守るためなのか。

袋とじの、みねと彦四郎とのやりとりを読み終わると、みねを守るためという動機も少なからずあったのではないかと思わされますね。


勘一とみねは、彦四郎が心底敬愛した2人だった。その2人を守りたい。そんな想いが大きかったかと思いますが、彦四郎なりに生き方、使命のようなものを考えた結果、「影法師」に行き着いたのではないでしょうか。

家柄も悪くなく、文武両道で何をやらせても優秀な彦四郎は、しかし夢や志と呼べるものがなかった。
一方、刎頚の友である勘一には、藩の人々のために、一生をかけても果たしたい夢があった。
勘一にはその夢を果たすのに十分な頭と度胸がある。――唯一足りないものは、身分だった。
自分よりも、勘一が政に関わるべきだ。影で勘一を支えることが自分の使命なのだ、と。


おそらく彦四郎に「影法師」としての覚悟を促すきっかけのひとつは、万作による百姓一揆だと思います。
村のために一揆を企てた万作、そして万作たちを止めずに城下へ通し、責任を取って切腹した成田庫之介の2人は、勘一と彦四郎のそれからの生き方に近しいものがありました。

万作は、年貢米軽減の念願を成就させた。しかしそれは、身分不相応な越訴による、自らの命と引き換えにせざるを得ませんでした。
成田はその覚悟を認めて越訴を黙認し、その責を取って自ら切腹します。

成田のように、たとえ自らが犠牲になろうとも勘一の悲願を叶える手助けをしたい。しかし、大切な勘一は万作のように死なせたくない。
万作の処刑直後、勘一が夢を打ち明けたときに、彦四郎はそう密かに決心をしたのではないでしょうか。


本作を読んでいると、いたるところで「覚悟」を感じます。
そしてその覚悟は、どれも誰かを守るため。

藩の百姓の生活を守るためだったり、竹馬の友だったり、心を寄せた女だったり、家族だったり。
守る対象は様々ですが、覚悟というものは、誰かを守りたいと思うとき、誰かのために何かを成したいと心から思うとき、本当の意味でできるのかもしれないですね。
なんて、つらつら考えながら読み切りました。
うん、おもしろかった!

それではでは〜

2016/10/03

読書ログ『ベスト・パートナーになるために ―男は火星から、女は金星からやってきた』ジョン・グレイ

『ベスト・パートナーになるために
 ―男は火星から、女は金星からやってきた』ジョン・グレイ


少し前に彼女と別れた後輩クンが、Facebookで「もっと早く読んでおくんだった」というコメント一緒にシェアしていたので、ついついポチってしまいました(笑)
Kindle版だと半額だったし、という言い訳。にょほほ。

中学生の頃に『話を聞かない男、地図の読めない女』という本を読んだことがあり、それ以来男女の考え方の違いは興味の対象ではあったのですが、この本もいろいろ発見があって面白かったです。


以下、「へぇ」と思った箇所を一部抜粋。

男は一般的には、相手からの求めがない限り、けっしてアドバイスなどしない。助けを求めない限り、相手は独力で問題を解決できるという前提に立って接することが、人生のマナーなのだ。(Kindle版 位置No. 495)
だから、良かれと思って口を出してしまう女性のお節介さは、男性には「余計なお世話」なだけでなく「自分を信じていない」とプライドを傷つけうるらしいです。へぇ。

「何があったの?」と聞かれれば、彼はただひと言「別に」とか「大丈夫だよ」と答えるだけである。・・・女性は、男性が「別に……」と答えた時には「たしかに、いまは問題を抱え込んでいるが、自分ひとりで解決できることだ。誰の助けもいらない。だから、ひとりにしておいてほしい。よけいな心配をせずに放っておいてくれないか。僕ひとりの力でピンチを打開していけると信じてもらいたい」と訴えていることを知らなければならない。(Kindle版 位置No. 1080)
そういうものなのでしょうか、男性陣。
トラブルが起きたとき、女性は誰かに喋りながら整理しようとするけれど、男性はひとり無言で対処するのだとか。へーぇ。

女性は、よかれと思って自分の要求を正当化する理由を長々と並べ立てようとする。彼女たちは、そうすることで自分の要求がいかに正当なものであるかを彼が理解して快く手助けしてくれるだろうと考えている。だが、それに対して男性は「だから、あなたは絶対に実行しなくてはならないのよ」と無理強いされているように解釈してしまうのである。(Kindle版 位置No. 1849)
よくやっちゃうやつだ(笑)
そう、よかれと思っているのですよ。ダメなんですか、そうですか。。へぇ。。

私たちはパートナーとの関係の中で、説明のつかない心の乱れを経験することがある。そして、その原因の九十パーセントは、実をいえば自分の過去に関係がある。・・・一般的に、現在の経験が関係しているのは、わずか一〇パーセント程度だと考えていい。(Kindle版 位置No. 2239)
疑いたくなる内容だけど、これが本当なら、9割は相手と直接関係のない原因で喧嘩したり別れたり…としているわけで、、悲しいですね。むぅ。


その他にも、知ってるつもりが知らなかった男女脳の違いが、具体的にまとめられているので、なかなか興味深いです。
なるほど男性は他の星から来た別の生物だったのね。

パートナーがいる人もそうでない人も、読んでみて損はないはず。
さくっと読めるので、興味ある人はぜひ。

読了日:2016年9月12日




ちなみにこの本もKindleで読みました。
海外在住だと、日本語の本が手に入らないor高いので、Kindleは必需品です。
スマホと違って目が疲れにくいのもお気に入りの理由。
他にもいろいろとおすすめできる理由はありますが…そのうちブログで書きますかね。



それではでは!

2016/10/02

読書ログ『日本に殺されず幸せに生きる方法』谷本真由美

絶賛読書量を増やしているところなので、ゆるゆると読書履歴を残していこうと思います。

『日本に殺されず幸せに生きる方法』谷本真由美



Twitterでフォローしている@May_Roma(めいろま)さんの本。
めいろまさんは、歯に衣着せぬ痛烈なツイートが面白い人です。
海外(ヨーロッパ)生活が長く、日本ライクでない見方が気に入って、ついついKindleで本を買ってしまいました。

日本の働き方のチョットヘンだよという点を挙げつつも、それでも日本という国も捨てたもんじゃない、まだまだ元気だしもっと元気になれる可能性はあることを、ヨーロッパの国々と比べながら指摘しています。
そして、サッチャー改革後に起きたイギリスでの働き方の変化を例に上げつつ、日本が向かうと良い方向を示しています。

ヨーロッパとフィリピンは違えども、フィリピンで2年間働いてきて徐々にはっきりと感じるようになってきた、日本の労働環境への違和感と期待感が具体的に示されていて、「あるある!」と共感する箇所が多々ありました。
日本で働いたことがない私としては、「日本の企業ってこんなに超ウェットで超非合理的なの、、」と引いてしまったのですが…。


前半は社会の大きな仕組みについて問題提起していますが、結局は「自分を変えよう」と現実的な提言をされています。
具体的には次の4点にまとめられるのではないでしょうか。

・汎用性の高いスキルを普段から磨く
・付加価値の高い仕事をする
・副業で複数の収入源をもつ
・英語を身に着けて世界を相手にする

現地採用の友人たちが、口々に「やったほうが良い」と言うことばかり。
最近は私も、どうしていこうかな、、と少しずつ危機感を抱き初めていた4点だっただけに、さあどう行動しようかと悩ましいわけです。

悩むばかりじゃなく、行動しなきゃね。さて。


読了日:2016年10月2日




ちなみにこの本はKindleで読みました。
海外在住だと、日本語の本が手に入らないor高いので、Kindleは必需品です。
スマホと違って目が疲れにくいのもお気に入りの理由。
他にもいろいろとおすすめできる理由はありますが…そのうちブログで書きますかね。



それではでは!